PHILOSOPHY
※後半、無駄にダラダラ長いです。お時間ある時にどうぞ。
マーキーデザインでは、「デザイン」とは企業や商品のブランドをより素晴らしく、よりわかりやすく伝達する上で欠かせない手段であると考えています。それは夜空に輝く一番★のように美しいものでなくてはなりません。ただし私達が制作するデザインは、自分達の満足感だけを追求した作品を作っている訳ではありません。あくまでお客様のために。更に制作したデザインが結果を出し、世の中の為に貢献して評価される。それがマーキーデザインが考える「いいデザイン」です。
お客様の大切な会社や商品を、他の銘柄とは異なる明確な差別化・個性を充分に表現し、相手に伝達する為に、溢れるお客様の会社への想い、商品への愛情、全てをヒアリングさせていただきイメージし、カタチにしていきます。今ではほとんどありませんが、打合せ時に「全部お任せするので、とにかくかっこよく、おしゃれな感じでお願いします。」と、たまに言われました。この場合、かなりの高確率で難航します。今から思えば当然な結果であり、お客様の想像する「かっこいい」と私達のそれが必ずイコールになるとは限らないからです。「マーキーデザインに全てお任せしたら、何となくいい感じのデザインができました。」ではなく、お客様と共に創っていくから、いいデザインができると考えます。お客様は必ず頭の何処かでイメージを持っています。たまたまイメージをカタチに表現するのが本業ではないだけです。明確な物から、かなりフワッとした物まで、熱い想いのこもったイメージは皆さん絶対にお持ちです。だからこそヒアリングは重要で、どんな些細な事でも感じ取り、その想いを紡いでデザインを創ります。
まぁ真面目な話はこのくらいにして。どうせ誰もこんな長文読んでないので、ここからは自分にとっての美ツボ(美しい・カッコイイと思うツボ)の話。外部足場が大好きです。工事現場で職人さん達が、外部のお仕事をするために仮設で建物をおおっているアレのことです。なんで?どこが?と思いますよね。いや、あんなに力強くて、繊細で、美しくて、キュートで、計算されつくした造形美なのに、同じカタチは絶対に無く、時間帯や季節によって表情を変え、それが突然姿を現します。しかも期限付きで何事もなかったように消えていくんです。完全にアートです。美ツボです。簡単に足場といっても色々あります。単管足場、木製足場、香港の竹足場、ビティ足場(ビデ足場だと思っていましたが、違うみたいです。考案者デビッド・イー・ビティさんの名前からビティなんですね。)、建造物が建つ前に単管で組む先行足場もいいなあ。あの透け感は鳥肌級です。ほとんどの外部足場が、安全対策から工事期間中、組み上げた足場にシートを取り付けます。シートを付けるといよいよ中の建物は見えなくなります。どちらかというと無しの方が好みですが、シート有りももちろん美味しくいただけます。全てを包み込んだその姿は、クリストさんとジャンヌ=クロードさん(巨大な布で景観や建造物などを一時的に包んでしまうアーティスト)もビックリです。彼らの作品はプロジェクト何十年なんていう作品もありますが、外部足場は割とそこらでホイホイ見れます。もちろんクリストさん達のような素敵なコンセプトが外部足場にはありません。あえていうなら「安全第一」でしょうか。制作者が意図していないところで、こんなに感動を与えているなんて素敵な話だと思いませんか?少なくとも自分は、あの突然出現する巨大なオブジェに圧倒され、感動し、胸がキュッとなります。こんなデザインが作れたら、それは幸せなことですよね。そう考えると自分はまだまだ何だと思います。今回のこの文面、無駄に長文を書いていますが、単純に自分が、W1920px×H1080pxのモニターで見た時、文面全体をブロックとして考え、自分にとっての美ツボがこれくらいの文量だったということです。制作者(自分)の意図丸出しです。だって、こういうこと考えるのがお仕事なんだもの。しょうがないです。でもそういうことを考える時間が大好きです。だから、、、
「デザイン」は、人の気持ちを内側から暖かくしてくれます。
「デザイン」は、人と人とを繋ぎます。
「デザイン」は、地球を守り、明日を元気にします。
そんな「デザイン」をする、この仕事が大好きです。
「デザイン」を通じてお客様と共感する喜びを糧に日々活動しています。
キラリと一緒に輝ける日を楽しみにお待ちしております。